Rikakoの子供と読書日記

元理科室の人 子育て中 読書ブログ

夏休み読書感想文コンクールの課題図書読んでみた 3 (2022低学年):ばあばに えがおを とどけてあげる

もうすぐ夏休み。

子供の宿題、気が重いですよね、、、、。

夏休み読書感想文コンクールの課題図書を読んでみました。

低学年の課題図書、どれも面白かったです。

あらすじや感想を書いてみました

 

2022年 低学年の部 読書感想文課題図書

  • ばあばに えがおを とどけてあげる

の感想です

 

 

 

この本の選定理由

青少年読書感想文全国コンクールのHPには

読書感想文全国コンクール公式サイト (dokusyokansoubun.jp)

【選定理由】
歳をとり、笑顔が消えたばあばに笑顔を取り戻そうとするテーマに、明るさがある。絵がすばらしく、絵本の世界で遊ぶばあばと孫の姿が美しい。

 

と書いてあります。

もう、この通りですね。

 

  • あらすじ

表紙には

We are going on a Joy hunt!

と書いてあります。英題は「Joy!」だそうです

女の子がおばあちゃんのために Joy を探しに行くお話ですね。

 

最近笑わなくなったおばあちゃんのために、笑顔を届けてあげたいと孫娘が思う、そして自分が笑顔になるものを探しに行く。

公園や、水の中、キラキラして自分が素敵だと思うものは沢山ある。しかしそのキラキラした素敵な思いを捕まえておばあちゃんの所に持って行く事はできない。

女の子は

「おばあちゃんに届けてあげたかったけど、持って帰って来ることはできなかった」

とおばあちゃんにその日の自分が見つけた素敵なものの話をする。

するとおばあちゃんは笑顔になる

そして二人は一緒に「よろこび」を探しに外に出る

 

というストーリーです

 

選定理由にもあるように、とっても絵がきれいです。

女の子の 「Joy よろこび」をきれいな蝶が溢れ出る絵で表していたり、

一枚の絵にアニメーションの心理描写のような動きのある美しさがあります。

 

話のテーマやストーリーの結末は、普通というか、優等生的なお話なのですが、

絵の心理描写がとても素敵でした。

 

低学年の子供が読書感想文を書くなら、、、

 

自分の「よろこび」や自分の祖父母の「よろこび」ってなんだろう

とかんがえたり、

おじいちゃん、おばあちゃんに何を届けたいか、何を届けてあげたら喜ぶか考えた、

など、じぶんや家族、身近な高齢者とのエピソードなど、自分の体験とからめて考えると感想文が書きやすいのではないでしょうか。