「クジラの骨とぼくらの未来」夏休み読書感想文コンクールの課題図書読んでみた 2022 高校生の部
「クジラの骨とぼくらの未来」
読みました!
青少年読書感想文全国コンクール
2022年度中学年の部 課題図書 高校生の部
「クジラの骨とぼくらの未来」読んでみました。
とても面白かったです!おすすめ!
あらすじ
鯨類学(げいるいがく)の研究者である著者の、少年時代から研究者になるまで、そして研究の内容のお話です。
まず少年時代お小遣いをはたいてトカゲを飼う、小学校の理科室の先生が牛の内臓の観察会を開く、飼っていたハムスターの死骸を掘り返して骨格標本を作ってみる、美しく赤と青に染められたカエルの骨格標本を見て興味を惹かれる・・・。
少年の頃の著者のワクワクドキドキする気持ちや、やってみたい事を自由にさせる両親、楽しそうな少年時代は読んでいるこちらもワクワクします。
そして進学し、クジラの研究者になっていきます。とても楽しいお話でした。
この「くじらの骨とぼくらの未来」の
課題図書の選定理由は
読書感想文コンクールHPより
【選定理由】
海岸に打ち上げられるクジラの調査の大変さ、南氷洋でのシーシェパードとの遭遇など、一つひとつのエピソードが読者を飽きさせない。
となっています。
これは後半のクジラの研究の部分ですね。こちらもとても興味深く面白いです。
海岸に漂着したクジラは内臓が腐って爆発のように破裂したりするそうです。
この本を読んで、クジラに興味を持った人はぜひNHKのザ・バックヤード、国立科学博物館の回を見て欲しいです。ちょうど8月17日に再放送されます。
国立科学博物館の裏側、ということで漂着したクジラの死骸を砂浜に埋めて骨格標本つくる様子をテレビでみられます。クジラの内臓が破裂して危ない!というシーンも映像で見られます。
この本を読む人や読んだ人に是非見て欲しいです
あと、別日記で紹介したのですが、
「アヤメ君くんののんびり肉食生活」でも同じくクジラが破裂するシーンがあります。こちらも学生が研究者になるまでのお話です
私の感想は
研究を仕事にする事、好きな物を仕事にする事はとても難しく険しい道だと思うのですが、高校生にはぜひこの本を読んで、自分の好きな事、興味のある事を勉強しようと思って欲しいです
大人が読んでも、少年時代のワクワク感がよみがえってくるような、すてきな物語だと思いました
高校生が感想文を書くなら・・・
・もしも関東近辺に住んでいるのでしたら、是非国立科学博物館に行ってクジラの骨格標本を見てクジラの研究に思いをはせて欲しいです。
・クジラに興味がない人は、何か自分の好きな事、小学校の頃好きだった事を思い出して、何か夢中になったことを書いてみてはどうでしょう
・研究の大変さについて知って思った事や、クジラの保護、シーシェパードについてなど、環境について考えてみてもいいかも
といったところでしょうか。
とりあえず、テレビ番組をみたり、マンガを読んだりして楽しんで欲しいです
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