9月 秋の読み聞かせ お月見 月の絵本
先週末は中秋の名月。見事な満月でしたね。
お月様を写真に撮るのは難しいですが・・・。本当に窓からの月明かりで本が読めるほどでした。
9月の絵本は月の絵本を選びました。
小学校の読み聞かせで「みんなお月見した?」と声掛けをしたら、「見たよー、きれいだったよ!」と答えてくれました。
今月のおすすめ 月の絵本
幼児から、小学校高学年まで、月の絵本を7作品紹介します。
おつきさまこんばんは
小さいこ向けの読み聞かせで定番のこの本 1歳から3歳くらい向け
まんげつの夜、おつきさまこんばんは、でも雲がおつきさまの顔を隠してしまいます。
そしてまたおつきさまが顔をだす。それだけなんですが、何度読んでも子供が喜ぶ絵本です。先週のお月見は、まさにこんな感じでした。
パパ!お月さま取って!
こちらも定番。これも低学年くらいまででしょうか。「はらぺこあおむし」のエリックカールの絵本。パパが長ーいはしごを伸ばしてお月様をとって来てくれます。絵本をパタンと開いて長ーいはしごが出てくる仕掛けも楽しい絵本です。
はずかしがりやのおつきさん
もう少し大きな子にはこちら、小学校低学年から中学年くらいでしょうか。
スズキコージさく
全ページがこのブルーの絵でちょっと不思議な雰囲気の絵本です
あらすじは・・・。
満月の夜に馬が月明かりで手紙を書いている、そして女の子と、猫と犬が目を覚まし、窓から月を見る。するとおつきさんは雲に隠れてしまう。馬がお月様に「雲のカーテンをどけておくれ」と月に頼む。すると月が「わたしの事を起きて女の子犬と猫が見てるんですもの」と言う。すると馬が「こんな夜更けまで起きているのはどこのどいつだあ」
と大声でさけび、女の子たちはベッドにもぐりこむ。そしてまた月が出る・・・。
けっこう衝撃でした。なんか・・・・。馬が・・・。こわい・・・。スズキコージさんらしい、不条理な感じで私は笑えました。子供達に読み聞かせしたら「えー!?」って感じでしたが、けっこううけました。
14匹のおつきみ
こちらも定番の14匹のシリーズ。14匹のねずみの家族のお話です。木の上にどんどん登って行く様子がワクワクします。
もしきみが月だったら
こちらは絵本なんですが、ちょっと科学絵本でもある。女の子がお月様に「私もお月様みたいにのんびりそらにうかんでいたいな」と言うと、「もしきみが月だったら・・・毎日休まず地球の周りをまわるんだよ」「ときどき地球から見えなくなっちゃうんだよ」と、物語っぽく、でもきちんと理科的な事をお話してくれます。幼稚園生くらいの小さな子に読んでもいいし、小学校中学年くらいに読んであげても良いと思います。可愛らしさと、理科の知識の両方が入っている絵本です。
月でたんじょうパーティをひらいたら
もし月でたんじょうパーティーをひらいたら、、。どうなるか。ちゃんと天文学者の縣秀彦さんが監修しています。プレゼントはフワフワ浮いて、月面でゴルフをしたらボールは6倍飛ぶ。とても楽しい絵で宇宙船の中や月面について紹介しています。絵本として楽しいし、ちゃんと注釈がついていて、無重力や月面の重力、月の自転などについても科学的に説明されています。小さな子供から高学年まで、読み聞かせにおすすめです。
月のひみつシリーズ 月のみちかけ 月のかたち
小学校6年生の理科で、ちょうど月の満ち欠けをやると思うのですが、この本は写真でわかりやすいです。月がここにあって、太陽がこっちから照らしてて、地球の上から見てるとこう見える、というのをわかりやすく写真でみられます。お勧めです。Amazonで数ページサンプル画像がみられます。
月の絵本、探してみると沢山ありますよね。中秋の名月は先週でしたが、秋は外で星を見るのも良い季節。子供と月をみて、絵本を一緒に読むのはいかがでしょうか。